<DATの知識>
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2007/11/23 日記DAT
DAT(ダット、Digital Audio Tape)とは、音声をPCM方式でデジタル化して磁気テープに記録する規格、またそのテープをいう。サンプリング周波数は96kヘルツ|Hz(パイオニア製のみ)、48kHz、44.1kHz、32kHzに対応し、民生用の録音規格としては現在も最高水準である。しかし再生専用ではDVDオーディオ、SACDの音質に劣る。一般にはほとんど普及しなかったが、高音質を求める業務用、プロ用として利用されている。VHSなどと同様の回転式ヘッド(ヘリカルスキャンヘッド)を用い、高密度な記録を可能としている。メディアは縦54mm×横73mm×厚さ10.5mmのカセットが用いられる。また、テープは46分、54分、60分、74分、90分、120分、180分の長さのものがラインナップされている。各社が相次いで開発した、磁気テープにデジタル音声を記録する規格を統一するため、1983年にDAT懇談会が設けられ、1985年に回転式ヘッドを用いるR-DAT(回転ヘッド方式)と固定式ヘッドを用いるS-DAT(固定ヘッド方式)という2種類の規格が策定された。しかし、S-DATはメカニズムは簡便ではあったが、高密度記録に対応した固定式記録ヘッドの開発が困難であったこと、R-DATの回転式ヘッドにはVTRでの実績があったこともあり、前者のR-DATが「DAT」として商品化されることになった。サンプリング周波数は当初より48kHz、44.1kHz、32kHzに対応する予定だったが、44.1kHzはコンパクトディスク|CDと同じであり、CDの完全同一の複製が可能とあって、レコード協会などの猛反発にあい、製品化が遅れた。紆余曲折の末、ようやく1987年に発売にこぎつけたが、コピー対策として44.1KHzのデジタル入力録音ができない仕様とされていた。1991年にはSCMS(シリアルコピーマネジメントシステム)を搭載し、CDからのデジタル録音が可能になった機種が登場したが、民生用オーディオ機器としては本格的な普及には至らなかった。業務用途では一般的に用いられている。結局、1992年に登場したミニディスクが、録音可能なデジタルオーディオ規格の地位を占めることとなった。コンピュータ用データストレージ規格のDDSは、DATをベースに開発されている。関連項目
◆DATについてピックアップ
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