<YAMAHA_MUシリーズの知識>
2007/08/27 日記YAMAHA_MUシリーズ
MUシリーズ(エムユーシリーズ)とはヤマハのデスクトップミュージック|DTM用音源モジュールの型番・商品名。PCと接続し、伴奏のすべてのパートを担当させるDTM音源モジュールとしての使用方法以外にも、音色を最大4つまで重ねてシンセサイザーモジュールとしても利用可能なパフォーマンスモードを搭載した機種もある。以下の機種が製造されている。;MU5
:VHSビデオテープサイズの音源モジュール。16パート28音ポリフォニック。音色はGeneral MIDI|GMに対応した128音色と8ドラムセット。MUシリーズのうち唯一XGフォーマット|XGに対応していない機種。PCと直接シリアル接続可能である。乾電池駆動にも対応。YAMAHA TGシリーズ|TG100のエクスクルーシブデータの一部も受信可能。;MU80
:XGフォーマット|XG音源の第1号機。32パート64音ポリフォニック。音色はノーマルボイス729音と21ドラムセット。エフェクトはリバーブ、コーラス以外に、多様な音色に加工できるバリエーションエフェクトと、1パートにだけかけられる専用ディストーションエフェクトを持ち、ジャンルに合わせて簡単に選択できる5バンドイコライザーを搭載している。16ビットA/Dインプットがあり、マイクをつなげるとカラオケとしても利用でき、またギターをつなげて内蔵のエフェクトをかけて使うことも可能である。その後のMUシリーズの基本形となった機種である。;MU50
:XGフォーマット|XG音源の第2号機。16パート32音ポリフォニック。音色はノーマルボイス737音と22ドラムセット。エフェクトは3ブロック(リバーブ×11、コーラス×11、バリエーション×43)。発音数、パート数がMU80の半分になっている。この機種が発売された95年当時ではMU80が最上位機種でMU50が標準機種という位置づけとされている。MU80より音色数が多いのは、MU80では対応していなかったDisk Orchestraと呼ばれるヤマハのクラビノーバ、エレクトーン対応の音源モードを搭載しているために、MU50全体では音色数が増えているのであり、XGモードではMU80より音色数は少なくなっている。;MU10
:MU50からディスプレイ、ボタン類を省略したモデル。676楽器音+21ドラムセット。VHSビデオカセットサイズ。MU50になかった機能として、バッテリー駆動(単3乾電池×6本)に対応した点と、マイクやギター、オーディオ機器などの外部音声を取り込み、本体内でデジタル処理できるADインプット機能を装備した点である。ADインプット機能は入力したソースの音量や定位、さらにはエフェクト量などをパソコンのソフトウェアでコントロールして、MU10の演奏と自在にミキシングすることができる。マイクを接続し、エコーの付いたカラオケを楽しむことや、エレキギターを接続すればディストーションをかけてMU10の演奏に合わせてマイナスワン演奏を楽しむことが可能である。;MU90
:MU80の後継機種。64音ポリ・32パート。779楽器音+30ドラムセットを内蔵。6系統デジタルエフェクト(リバーブ×12、コーラス×14、バリエーション×62、インサーション1/2×43、5バンドマルチEQ×5)を内蔵。パートごとに2バンドEQやハイパスフィルターを内蔵。2バンドEQは楽器音ごとにかけられる。2系統の外部音声を取り込み、本体の演奏とデジタルミキシングできるADインプット機能を装備。;MU90B
:MU90からディスプレイ、ボタン類を省略したモデル。MU10と異なり、バッテリー駆動不可。単体では発売されず、Hello!Music!90Bの付属音源としてセット販売された。;MU90R
:MU90の1Uラックマウントモデル。MU90と機能の違いは独立アウト端子とロータリーエンコーダを装備した点である。日本ではハーフラックサイズが主流だが、フルラックサイズが主流の海外を念頭に置いたモデルである。;MU100
:MUシリーズの大きな転換点となった、新しい基本機種。それ以前のMUシリーズの完全な上位互換の機種である。64音ポリ・32パート。1267通常楽器音+46ドラムキット。6系統デジタルエフェクトを内蔵。音色マップは、それまでのものから一新された「MU100 Native」とMU100より前の音色を配列した「MU Basic」の2種を保有しており、これらは自由に切り替えが可能である。さらに、MU100から初めて導入された、様々な拡張機能を持つ各種プラグインボードが1枚装着可能であるプラグインシステムをもつ。PCIサウンドカードSW1000XG/Pはこれと同等の性能を持つ。;MU100B
:MU100からディスプレイ、ボタン類を省略したモデル。本体色は黒。;MU100R
:MU100の1Uラックマウントモデル。プラグインボードが2枚装着可能である。MU90Rと同様独立アウト端子とロータリーエンコーダを装備している。MU100と同時発売されたが、この機種の方がプラグインボードを多く追加できるため、MU100Rのほうが人気が高かった。しかし、後述のMU128の発売によって、MU100シリーズの中では一番早く生産完了となってしまった。;MU128
:MU100の後継機種。128音ポリ・64パート。1342通常楽器音+47ドラムキット、6系統デジタルエフェクト。数値入力の手間を軽減する大型ロータリーエンコーダーや音色選択が容易に行えるカテゴリースイッチ、MIDI IN端子や大型LCD等を機体の前面に備えるなど、操作性を重視したつくりである。また、ADインプット端子及び対応するADパートを2個、プラグインスロットを3個装備。また、一部のNRPNが新たに定義づけられている。後のMU2000、MU1000の原型。;MU128 Version 2.0
:MU128をGM2規格に対応したものであり、データ送信によりノーマルMU128からアップデート可能。MU2000/MU1000の発売を見据えてか、工場出荷時からVersion 2.0のものはない。;MU15
:携帯可能な音源。32音ポリ・16パート。676楽器音+21ドラムキット、3系統エフェクト。バッテリー駆動対応。大型液晶ディスプレイ、データ入力用鍵盤型キーを搭載。MU5の筐体を流用し、色は銀色となっている。この機種の発売により、長らく現行機種であったMU50はディスコンとなった。SOL2、XG Works STなどのシーケンスソフトにソフトシンセVST S-YXG50が同梱されたせいか、2005年にディスコンとなった。;MU2000
:MUシリーズの最高峰モデル。MUシリーズでは初めて、初段階からGM2規格に対応する音源となった。128音ポリ・64パート。MU128の機能に加え、1396通常楽器音+58ドラムキット、8系統デジタルエフェクト、PC接続用のUSB端子や、音声の光デジタル出力端子を持つ。また、音色サンプリング機能を搭載しており、簡易サンプラーとして利用することもできる。さらにスマートメディアのスロットが本体前面にあり、本体のみでSMFを再生することができるMU SEQプレイヤー機能も搭載。本体色はシャンパンゴールド。単体では生産完了だが、Hello!Music!Audioの同梱音源として後述のMU2000 Extended Editionとしては現行機種である。;MU1000
:MU2000からサンプリング機能、スマートメディアスロット、MU SEQプレイヤーを省略したもの。他の機能はすべてMU2000と同等である。本体色は銀。生産完了。;MU2000 / MU1000 Extended Edition
:MU2000およびMU1000のアップグレード版。MOTIF直系のエフェクト類が追加されているほか、TG300-Bに代わってGeneral Standard|GSフォーマットと直接的な互換性を持つGSモードが選択可能になっている。既存のMU2000 / MU1000にデータを送ることでアップグレードできる。また、Hello!Music!Audioの同梱音源として初めからExtended Editionにアップグレードされた状態で出荷されているMU2000は、ディスプレイ脇の"TG300B"の文字が"GS"に変わっており、さらに本体に"GS"のロゴマークが印字されている。現在(2005年3月段階)ではさらに不具合が修正された"Extended Edition R1"が最新版である。;MU100Bs
:MU100Bの、本体色が銀色であるモデル。HELLO!MUSIC!100Bsの付属品としてのみセット販売。他のMU100シリーズから2年程経過してから発売された。MU100、MU100B、MU100RにPLG150-DR等PCM系のプラグインボードを装着した場合、ボード本来の持つ音が十分に発揮できないという不具合が有るが、MU100Bsはそれが改善された状態で出荷されている(MU100、MU100B、MU100Rのこの不具合に関してはヤマハで無料で修理してくれる)。MU2000 / MU1000と同時発売され、MU500発売と同時にディスコン。MU500発売までのつなぎの機種としてのニュアンスが強い。;MU500
:MU1000の簡易版モデル。ボタン類、ディスプレイ及びADインプット機能が省略されているほか、同時発音数が64音であること、デジタルエフェクトが6系統に削られていること、プラグイン機能をもたないこと、パフォーマンスモードが利用不可であることなどが主な差異である。
◆YAMAHA_MUシリーズについてピックアップ
MU80の後継機種。64音ポリ・32パート。779楽器音+30ドラムセットを内蔵。6系統デジタルエフェクト(リバーブ×12、コーラス×14、バリエーション×62、インサーション1/2×43、5バンドマルチEQ×5)を内蔵。パートごとに2バンドEQやハイパスフィルターを内蔵。2バンドEQは楽器音ごとにかけられる。2系統の外部音声を取り込み、本体の演奏とデジタル...
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