<ジャンク品の知識>
2007/09/27 日記<ジャンク品>
ジャンク品
ジャンク品 (Junk)とは、自動車・オートバイ・音響機器・楽器・カメラ・家電製品・コンピュータ・通信機器・軍用品・ラジコンモデル等において、まともに使える見込みがないほど故障・損耗して、製品としての利用価値を全く失っているが構成部品を取り出して再利用できそうな物品のことを指す。ジャンク、ジャンクパーツと呼ぶこともある。また、これを扱っている店を俗に「ジャンク屋」、あるいは「ジャンクショップ」と呼ぶ。特に自動車・オートバイの分野においては、スクラップ工場が実質的な販売窓口になることが多いため、「スクラップ屋」「ポンコツ屋」「もぎ取り屋」と呼ぶことも一般的である。
概要
ジャンク品は廃棄物の一形態である。ただし、若干の確率で再利用できる見込みのあるものとして考えられている。再利用の方法は難しい面が多いが、下に示す例などを参考に、適切に取り扱えば廃棄物の減量に寄与できる。ジャンク品を積極的・意欲的に探求する行為を「ジャンク漁り(じゃんくあさり)」と呼ぶことがある。この行為を行っている本人が自分自身や、同じような者を指してこの語を使うのは問題ないが、この行為を行わない者が、この行為を行う者を指して使うのはトラブルを起こしうる。また、ジャンク漁りと似たような意味で「ジャンク屋巡り(じゃんくやめぐり)」という語句も使われている。この2者を明確に分ける定義は存在しないが、前者はジャンク品として販売されている物を求めるにとどまらず、廃棄物からの部品回収など、使える手段を最大限にとって行動することを含むのに対し、後者はあくまで販売されているジャンク品を求めて様々な場所に赴く行為を指す。この語句の使用にあたってはジャンク漁りと同一の注意点がある。なお、パソコン領域におけるジャンク品についての詳細はジャンク品 (パーソナルコンピュータ)を参照されたい。
ジャンク品の使い道
: 楽器・カメラ・軍用品・鉄道車両のジャンク品はインテリアとして室内や店舗などに飾ることができる。
: 自動車やコンピュータのジャンク品は解剖して内部の構造を知ることができる。
: 古い音響機器や電子楽器が故障した場合、現在では生産されていない素子が用いられていることが多く、ジャンク品から部品を取り出してまかなう。
: 自動車の場合、ターボチャージャー・ショックアブソーバー・カーオーディオなどは廃車のものであっても個別のパーツとして再利用できる見込みがある。
: 特に戦後〜高度成長期には、電子部品は非常に高価だったため、米軍放出ジャンクなどを使って新たな無線機を組み立てることも行われた。今日では出来合いの品を購入して使うだけだが、このようにジャンク品から新たな実用品を製造する過程においては、様々な知識や技術が身に付くため「無価値」とされたジャンク品が「宝物」としてよみがえった。
: 家電製品などで、間違った使い方を行うとどのような危険が起きるかを知らせるかというような、生活情報を発信する目的で使用する場合
: 映像作品において乱闘シーンや爆破シーンなど、破壊を前提とした場面を撮影する場合
: もと軍用品の弾薬入れをバイクに取り付けて荷物入れにする
: パソコンや通信機器のジャンク品を幼児のおもちゃにする
: ピストンエンジンのヘッドカバーを灰皿や小物入れにする
: ジャンク品を集めて工芸品・芸術作品を作る(ジャンク・アート)
: 修理することで再利用できる品がジャンク品として出回っていることがある。特に音響機器や楽器に関しては古くても価値の高いものが存在し、新しい製品で得られない使用感のためにジャンク品の機器を購入し、多額の修理費を投じたり自分で一つ一つ修理して実用品のレベルに戻すという使い方がある。
: 単なる中古品や新品が、何らかの事情によりジャンク品として格安で販売されている場合があり、そのまま実用品として使うことが出来る。一般のジャンク品と外見上は区別ができない。購入後に動作確認してはじめて区別が出来る。もちろん、動作しなくても販売店に対して、動作しないことを理由に返品や交換を要求することは出来ない。
ジャンク品の利用にあたっての注意
ジャンク品を販売する側としては、「まともに使えない」ことを条件としているため、ある程度形の整っているものであっても、正常に動かなかったからといって苦情を述べることはできない。また、一つのジャンク品の中に含まれる個々の部品類についても同様であり、ジャンク品から回収した部品を用いてトラブルが起こったとしても販売側に何の責任もない。ジャンク品には説明書や回路図、取付方法などの情報は提供されない(が、ジャンク店側で独自にそれらを解析し、データ付きとして売っている場合もある)。自分が入手したジャンク品をどのように活用するか入念に検討せねばならず、充分な知識・技術を持たない者は安易にジャンク品の流用をしない方が賢明である。特に自動車・オートバイにジャンク品を流用した場合、最悪のケースでは人命や財産に深刻な被害を与えることにつながることに留意されたい。
再廃棄の問題
部品回収を意図して入手したひとまとまりのジャンク品から、お目当ての部品を取り出した残りは実に無価値なものとなり再廃棄につながる(当然、再利用できる部品は場合によって売却でき、再販売されることもある)。特に、自動車やパソコンの場合、リサイクルに関する制度が設けられているものの、部品取りした後の残骸に対しては適用されない。ジャンク品として流通する物品は概して処理しにくいものであり、それゆえに不法な、環境を害する形での再廃棄が行われる場合もある。ジャンク品を使うことは廃物の有効利用の一形態ではあるが、このようなケースを考えると一様に歓迎するのは好ましくない。ジャンク品からパーツを回収する前に、その残骸を正しく処分する方法をしっかりと考えるべきである。
関連項目
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◆ジャンク品についてピックアップ 古い音響機器や電子楽器が故障した場合、現在では生産されていない素子が用いられていることが多く、ジャンク品から部品を取り出してまかなう。 自動車の場合、ターボチャージャー・ショックアブソーバー・カーオーディオなどは廃車のものであっても個別のパーツとして再利用できる見込みがある。 特に戦後〜高度成長期には、電子部品は非常に高価だったため、米軍放出ジャンクな... |
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