<通信カラオケの知識>
2007/09/09 日記<通信カラオケ>
通信カラオケ
通信カラオケ(つうしんからおけ)は、専用線|専用回線(ADSL、光ファイバーケーブルなど)・電話回線を利用して、専用のサーバーから楽曲などを配信し演奏するカラオケシステムおよびその機器である。大半がMIDIデータによる配信である。本格的な通信カラオケ機器とは別に、大手インターネットサービスプロバイダ|ISPの会員向け有料サービスによってパーソナルコンピュータでも専用ソフトによって自宅でも業務用と遜色の無い通信カラオケを楽しむことも出来る。
主な特徴
そのため、従来のレーザーディスク・ビデオCD・CDグラフィックス等ディスクメディアによるカラオケシステムよりランニングコストが安価であり、カラオケの低価格・大衆化をより進めた。
課題・改善点
2000年以前に発売された業務用通信カラオケ機器では以下のデメリットが多々見られた。
低料金のカラオケルームではその格納枚数が少なく(1枚だけの所も有り)、同じ映像がリピート再生される事が多い。
専属楽曲
専属楽曲とは、1971年(昭和46年)以前の一部の曲(いわゆる懐メロ)で、作曲家がレコード会社と専属契約し、JASRACに信託せずレコード会社各社が権利を保有している楽曲で、配信するには個別にレコード会社の許諾と使用料の支払いが必要である。そのため、管理楽曲の演奏には専用のロムを用意するが、低料金のカラオケルームではコストの都合上導入しない所が多い。
: 「歌本」で、管理楽曲には※マークが付き、欄外に「一部店舗では演奏できません」と断りが記載されてるものがある。なお、家庭用通信カラオケではそもそも管理楽曲の選曲自体が出来ないようになっている。
: レーザーディスクやDVDの市販カラオケソフトを用いれば当然ながら歌唱可能である。また、レコード会社と友好な関係を持つ第一興商が自社の通信カラオケサービス開始まで専属楽曲開放承認を延期するよう要請し、またレコード会社を買収によって傘下に納めた後にもこれらの楽曲の他社との契約を打ち切らせるなど、不公正な営業に用いられることがある(''第一興商#専属楽曲独占使用疑惑も参照'')。
主な通信カラオケ機器
業務用
第一興商
業界最大手である。
: 機能のバランスがよく、曲数もJ-POPを中心に豊富。シリーズのシェアは現在1位。ブロードバンド事業にも積極的に取り組んでいる(「DAM (カラオケ)」に詳述あり)。
: 基本性能は「Cyber DAM」と同じだが、ブロードバンド回線標準装備により一部楽曲に本人出演映像などが収録されている。ブロードバンド化や最先端の技術を使用し、より豊富なコンテンツに対応している(「DAM (カラオケ)」に詳述あり)。
: 歌った曲をその場でCD録音して持ち帰れるほか、オプション装着により持参したiPodの音楽を再生することも可能(業務用カラオケ機器初、「DAM (カラオケ)」に詳述あり)。
BMB
旧日光堂。現在はUSENグループの1つ。全ての通信カラオケ市場を合わせると業界第2位である。
: ナイト市場向けとして開発された。neonはディスクチェンジャー式。neonRはハードディスク一体型。BMB BeMAX'Sと互換性があるが曲数は少ない。
: neonRの後継機、UGA同様縦置きに対応、ブロードバンド対応、Bluetooth®対応のリモコンを装備している。
: BMB BeMAX'Sの曲がすべてリクエスト可能になり曲数の大幅増。最近はアニメを大量入荷した。
: B-karaの楽曲も選択可能。縦置き、プラズマビジョン対応。実演奏音源に対応するようになり、曲数は110,000曲(業界最多)を超えた。業界初のBluetooth®対応リモコン「コナビ」・電子早見本「ナビカラ」(オプション)に対応。2004年グッドデザイン賞受賞。
: 曲数はUGAとほぼ変わらないが、業界最高水準の128音に対応。また、動画収録数の大幅増加、ハイビジョン出力に対応し動画方面を強化したもの(UGA (カラオケ)|UGAに詳述あり)。
: 宴会場などに対応したワゴンカラオケ。曲数はneon+UGAのスタ録。
パイオニアが開発した機種
: パイオニアと東映ビデオ、旧JHC(現在はBMBの一部)、旧日光堂(現BMB)が共同開発し同一のプラットフォームを持つ。同じハードではあるがコンテンツは独立している。BMB BeMAX'Sがもっとも曲数が多い。また、東映BeMAX'Sは一部にアニメ映像を使用している。
: Be MAX'Sの上位機種でフリカラなどの機能がある。大容量ハードディスクとDVD動画を使用。V-Be MAX'Sはコストパフォーマンスを重視したモデル。旧日光堂は参入せず独自のハードを持つようになる。
: このハードは後に、パイオニアのカラオケ事業撤退によりBMBに権利を譲渡した。
USENが発売した機種
: 現在はBMBの権利。
タイカンが発売した機種
: 発売してすぐメーカーがBMBと合併したため、現在はBMBの権利。またBMBと合併前に、セガカラにも楽曲を配信していたため、曲のラインナップと選曲番号はセガカラとほとんど同じである。
エクシンググループ
ブラザー工業グループ。
: 通信カラオケ黎明期に発売。一時期までは通信カラオケのシェアの1位であった。
: これまでパッとしなかったJOYSOUNDだったが、新機種ではアニメソングなどの大量入曲が話題を呼んだ。このシリーズのシェアはDAM (カラオケ)|DAMに次いで2位。HyperJOY WAVEの曲数は90000曲を超え、V2のブロードバンド機能に加えソーシャル・ネットワーキング・サービス|SNSに対応したうたスキやリアルタイムの全国採点を導入した(「JOYSOUND」に詳述あり)。
タイトー(現JAX)が発売した機種
: 1992年、世界で初めて発売された通信カラオケ機器。音質・画質ともに決して高いものではないが、その分Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない)などのマニアック選曲でコアなファンの間ではDAM (カラオケ)|DAM以上の人気があった。
: プロ音源を使用。
: 「エクステンディッド・Cサウンド」搭載。曲の増加や音質・画質の向上のほか、歌声を分析しテンポの自動微調整(一部楽曲)などLavca特有の機能がある。X2000と同じ曲番号で歌える。2003年度グッドデザイン賞受賞。
これらのシリーズ・機種は2006年7月に、タイトーのカラオケ事業撤退によりエクシンググループに権利を譲渡した(タイトーがカラオケ事業を分社化してJAXとなり、エクシングが全株式を譲り受けた)。
ビクターレジャーシステム(現JLS)が発売した機種
: 量より質に徹底した機種。曲数は少ないが生コーラスを多くの楽曲に盛り込むなど音質は最高クラス。SMAPの曲は全曲配信中。
: この機種は2006年4月に、日本ビクターのカラオケ事業撤退によりエクシンググループに権利を譲渡した(エクシングがビクターレジャーシステムの全株式を譲り受けた)。
セガ・ミュージック・ネットワークス
: セガ、タイカン、クラリオンの開発。マニアックな曲が多いが全体の曲数は少ない。全国採点を採用している。かつてはレコスタでも使用された(公式な発表はない)。
: セガカラ3号機。ブロードバンドやハイビジョン映像、5.1chサラウンドに対応。音声認識機能やテレビ電話、動画撮影機能を装備。無線LAN、ICカードポート、デジタルカメラ|デジカメを装備したカラー液晶タッチパネル式リモコンCantannet(カンタンネ)付属。
その他
ワキタ
: 孫悟空のOEM。曲のラインナップや選曲番号は孫悟空とほとんど同じであるが、韓国曲はこちらが多い。2005年10月配信終了。
シーティーエー
: 曲数は少ないが、レーザーカラオケとの掛け合わせが可能。
ギガ・ネットワークス
: 黎明期の人気機種だったが、機能、曲数で他社に追い抜かれ台数がピーク期の100分の1に激減。同社のカラオケ事業撤退により、2002年9月サービス終了。
現在、システムの権利は、パセラが取得しており、本機種のみで配信された楽曲は同チェーンでしか歌えない。同チェーンではこれを売りの1つにしている。
統合システム
: 株式会社パスカルが開発したシステム。導入店舗はパセラなど。
: http://karatetsu.com/
カラオケの鉄人が独自に開発・導入したシステム。
家庭用
タイトー
: X2000とほぼ同じ曲数で歌える。
: X-55とほとんど同じ。
: DVD動画対応。ブロードバンドに対応していない。
セガ
: ドリームキャストに接続する専用ユニットとロム付きで、業務用とほとんど同じ曲数(管理楽曲、韓国曲、メドレーなど不可)が歌える。採点機能付き。 2006/4月配信終了
脚注
関連項目
外部リンク
全国カラオケ事業者協会
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