<電子オルガンの知識>
2007/08/24 日記<電子オルガン>
電子オルガン
電子オルガン(でんしオルガン electronic organ)は電子楽器の一種。基本的にオルガン|オルガン(パイプ・オルガン)を模倣しており、パイプがなく、電子回路によって音を生み出し、スピーカーから音を発する。中には、本来のオルガンの忠実な模倣から路線を離れ、独自の音色・文化を生み出したものや、付加的に他楽器の音色などの可能性も含むもの、また僅かなパイプ群を増設して連動させることのできるものなども存在する。尚、electronic organ(英語)とelectric organ(英語)とでは、意味が使い分けられているので注意を要する。(#electronic organとelectric organの違い|electronic organとelectric organの違い参照)
その歴史
電子オルガンの発祥
パイプを数千本も作って組み立てるオルガン|ハイプ・オルガンは、その手間も、費用も、楽器の規模もとても手軽なものではないだけに、大規模なこの楽器をもっと身近なものとして電気技術で作れないかという考えは、世界中で考えられていた。その最初の登場は、ローレンス・ハモンドが1934年に製造したハモンドオルガン|ハモンド・オルガンである。後にこの楽器は広く普及し、ひとつの特徴的な楽器として音楽の一分野を成すまでになり、もっと本物のパイプ・オルガンに匹敵する優秀な電子オルガンが製造されるように技術が進化して時代においても、ハモンドオルガン|ハモンド・オルガンは愛され続けてきている。ローレンス・ハモンドによる発明
ハモンドオルガン|ハモンド・オルガンが開発された時代においては、既に真空管が存在していたものの、その性能や耐久性は不安定なものであったために、多数の真空管を用いて電子オルガンを作ることは不可能なアイデアであった。そこで、音源に電子回路の使用せずに、物理的にアナログの信号を発生させる機構を用意して、それをスピーカーへと増幅する最後の過程にだけ真空管を使用するというアイデアによって、ローレンス・ハモンドは構想を進めていった。コイルの前に磁気を帯びた歯車を設置し、それをモーターによって回転させると、連続的にコイルから瞬間的に電流が発生し、その回転数をそれぞれに設けることで種々の音程が生み出されるようになったのである。しかしながら、この方法では膨大な量の駆動部が楽器内に存在し、製造も難しく、耐久性もそれほど高いとはいえず、人々はもっと、電子ゆえの音源部に駆動部のない楽器を求めたのは自然な動きであった。ただ、真空管が最低限で済むという利点から、第二次世界大戦後にアメリカの進駐軍は世界中に礼拝用としてハモンドオルガン|ハモンド・オルガンを持参していくこととなった。本来のパイプ・オルガンのような音を生み出すには数十種類のストップを同時に使用する音を模倣する必要があり、機構的にハモンドオルガン|ハモンド・オルガンは向かないものであったため、本来の目的から離れて、後にはポピュラー音楽向きの楽器としての傾向を持つようになっていってしまった。
ジャローム・マルコヴィッツによる発明
ハモンドオルガン|ハモンド・オルガンの登場後、5年後にそれは登場することとなった。ジャローム・マルコヴィッツは電子回路による音源装置の特許を取得し、アーレン・オルガンを創業することとなった。それは後に、世界で最も大型でストップ数の多い電子オルガンのトップ・メーカーになることとなった。真空管の不安定さには依然として問題があったものの、第二次世界大戦中に急激に進展した技術力の恩恵を受け、アーレン・オルガンは安定性を得ることになり、実用的な楽器として広く浸透し、大型のものも作られるように発展していった。世界中の後発メーカーが新しい方式によるより優れた電子オルガンを開発しようと競っていたが、当時の技術レヴェルにおいては、根本的にこのアーレン・オルガンの方式を否定して製造することはできない状況にあったため、アーレン・オルガンは電子オルガンの中でも中心的位置を得ていたと言える。
真空管からトランジスタへ
不安定で扱いづらい真空管も、第二次世界大戦時に進められた技術によって随分と安定性を持っていたものの、それでも充分な安定性とは言えなかった。1948年6月30日にAT&Tベル研究所のウォルター・ブラッテン、ジョン・バーディーン、ウィリアム・ショックレーらのグループによりトランジスタの発明が報告され、それは真空管に代わって電子機器に導入されることとなった。真空管よりもずっと安定性のあるトランジスタは、電子オルガンの業界でも各社がその導入が進めた。これによって、不安定であった回路をずっと安定したものに仕上げることが可能になり、またずっと小型に仕上げることが可能になった。徐々にそうして電子オルガンは安定性も大型化も低価格性も進めたものの、まだまだ課題は多く残っていた。
ディジタル音源の発明
アポロ計画によって得られた最新技術の一部が、民間企業に高額で応用使用できることに着目し、アーレン・オルガンはディジタル技術を音源に導入することを考えた。社運をかけた莫大な投資を基に着手し、絶対に失敗は許されない大きな開発が始められた。そうして遂に、1971年に世界初のディジタル技術によるコンピューター・オルガンが登場することとなった。この時代、ディジタル方式の民生機器はシャープの電子時計と、アーレン・オルガンのコンピューター・オルガン以外に世界には存在しないという状況であったが故に、電子オルガン業界においてアーレン・オルガンは更に中心的存在となり、他社の追従を決して許さない状況となった。このコンピューター・オルガンによって、飛躍的に音色が現実的に進化し、現代における電子オルガンの原型ともなっていった。
日本における国産電子オルガン
国産初の電子オルガンは、1958年日本ビクターが製造したEO-4420型(ビクトロンの原型)である。1955年創業のクロダオルガンも、手作りの教会音楽用アナログ電子オルガン「クロダトーン」のメーカーとして広く知られたが、ディジタル化の時代には乗らず、生産完了、その後、アーレン、ヨハネス、コンテント、アールボーン等の輸入代理店をしていた。日本ではその普及の高さから、エレクトーンが普通名称化した商標一覧|電子オルガンの総称のように使われることが多いが、最終的にエレクトーンは教会用のオルガン仕様というよりも、シアター・オルガンの延長線上にあるポピュラーな楽器といえる。かつてが、家電メーカーも電子オルガン産業に参入していた時期があったが、今では国内の楽器メーカー4社で製造されている。中でもローランドはこの業界では最後発である。
electronic organとelectric organの違い
あえて訳し分けるとすれば、"electronic organ"は「電子オルガン」、"electric organ"は「電気オルガン」・「電動オルガン」・「電力オルガン」などとなるところではあるが、実際にはどれも一律「電子オルガン」と曖昧に呼ばれてしまうことが多い実情が認められる。厳密には、英:electronic organと英:electric organとでは意味が異なり、両者は使い分けされているので、日本においても注意を要する。
electric organ(エレクトリック・オルガン)
electric organとは2種類あり、その1つは、リード・オルガンの中でも足踏み式でなく、電力による風力で発音できるものである。2つめのものは、パイプ・オルガンの中でも機械アクションによらず、電気アクションによってパイプへの送風のコントロールを伝達するものである。代表的なトラッカーなどの機構によって演奏の動作を物理的に伝達させてパイプを発音させるものとは異なって、演奏を電気信号に変換してパイプの発音を指令するため、大規模な機械アクションが省けて、一時期は広く有望視されたものの、この方式によるオルガンはパイプの反応が若干遅いということと、パイプの弁を開閉させる際の風の感触を味わってコントロールできないという面で、世界的に好意的に受け入れないようになり、現代においてはトラッカー方式によるアクションこそが最上と再認識され、それが世界的に定着している。現代のパイプ・オルガンでは、その殆どに電力が使われているが、部分的に電気を使っているところがあるパイプ・オルガンは全て"electric"と呼ばれてしまうわけではなく、ここでいうところの"electric"とは、演奏による動作を物理的に伝達するか電子的に伝達するかという違いで指すだけであることに注意する必要がある。例えばNHKホール(東京)や品川教会(東京)などに見られるように、設置型演奏台がこの方式で作られている場合と、正規の演奏台に併用されるために別途用意された遠隔式演奏台にこの方式が利用される場合も多く、現代のホールの多くは、設置型の演奏台にはトラッカー式が採用され、舞台上で使用できる遠隔式演奏台がある場合にはこの方式によっているものとなる。設置型演奏台においては、パイプからの音が奏者の後ろ側に出て行ってしまうため、遠隔式演奏台は舞台などから実際の音を聴きやすいという利点と、オーケストラなどとの共演の際に舞台上で指揮者を見やすい点や聴衆に演奏している姿を見せやすいという利点などがあるものの、繊細なタッチを求める際には好まれない。
electronic organ(エレクトロニック・オルガン)
一般に"electronic organ"とは、パイプ・オルガンの代用品であったり、家庭用・小規模施設向けのものであったりするが、パイプ・オルガンのは特徴の違う音色が出せる点を広げて、もっと違う用途に使用される楽器としても多様に生み出されている。そういう意味で、教会で使用するスタイルのオルガンでないものも電子オルガンの仲間には種々存在することとなる。例えば、シアター・オルガンには電子オルガンの特長が発揮されて重宝されている。教会のオルガンとは異なる形の、電子鍵盤楽器の例として、オンド・マルトノ、シンセサイザーなど様々に存在する。メシアンは彼の多くの作品の中でオンド・マルトノに重要な位置を与え、現代音楽の中で電子鍵盤楽器が重要な役割を演ずることも少なくないが、それに対し、シンセサイザーは現代においてクラシック音楽以外で不可欠な存在となっている。
電子オルガン一覧
日本国内で一般に購入しやすい電子オルガン
販売終了した国産電子オルガン
現代の電子オルガンに見られる機能・仕様
音響・残響
マスター・ボリューム調節
ヘッド・ホン
外部スピーカー
再生・録音機能(シーケンサー)/MIDI
:フロッピーディスクへの保存
:スマートメディアへの保存
:USB-A型端子付属で、USBフラッシュメモリ、及びマルチカードリーダーへの保存
調律
:12平均律
:純正率(他)
クレッシェンド・ペダルの設定
問題点
TUTTIの設定
フリー・コンビネーションの登録と呼び出し
:シーケンス方式
:多重記憶方式
:足と手による操作
メモリ数
ディジタル音源の現在
:立ち上がり→保続→余韻
:タッチへの反応
ストップごとの整音
:ボタン&リモコン
:外部端末
ストップごとの調律のずれ
ストップごとの音量の調節
発音タイミング
ストップの音色切り換え
トレモロの速度設定
設定保存
:フロッピー・ディスク
手鍵盤の段入れ替え
木製手鍵盤
借用ストップ
自由なカプラー
音ごとの所属スピーカー(仮想パイプ位置)設定
連動パイプ
メーカーHP外部リンクと楽器の概要:50音順
電子オルガン・メーカー一覧
以下においては、主観的なコメントや私的な見解は含めずに、百科事典として有用なメーカーや楽器としての特徴を中立的・客観的に紹介するに留めておく。
アーレン・オルガン
アーレン・オルガン現地サイト
アーレン・オルガン正規輸入日本総代理店(パックス・アーレン)
:*http://www.paxallen.com/allenorgan/allen_series/c.html
プロジェテ・チェンバー・シリーズ
:*http://www.paxallen.com/allenorgan/allen_series/ap.html
プロジェテ・シリーズ
:*http://www.paxallen.com/allenorgan/allen_series/q.html
クオンタム・シリーズ
:*http://www.paxallen.com/allenorgan/allen_series/h.html
ヘリティッジ・シリーズ
:*http://www.paxallen.com/allenorgan/allen_series/t.html
アーレン・シアター・モデル電子オルガンではパイオニア的存在の老舗メーカー。クオンタム・シリーズでは、全ストップをクラシック/英国風カテドラル/フレンチ・ロマンティック/バロックの4種類に自在に切り換えして使用することが可能な画期的な装備を持つため、実際の総ストップ数の4倍の音色(音源)を搭載することとなる。Q385以上の製品は、低音に64'(32'と21 1/3'との差音効果による擬似的な64')を装備する珍しい仕様で、最大ではhttp://www.paxallen.com/allenorgan/product/q485_s.html
4段手鍵盤136ストップ×4仕様まである。また、http://www.allenorgan.com/hd2004a/
ヘリティッジ・シリーズではカスタム・メイドまででき、鍵盤から細部の材質・デザインまで思いどおりにオーダーできるという画期的な発想が実現されている。HP上ではオーダーのシミュレーションが写真で確かめながらその場でできてしまう。また、シアター・オルガンの分野でも充分なシリーズを出しており、最大のhttp://www.paxallen.com/allenorgan/product/to_5q.html
TO-5Qでは、5段手鍵盤370ストップという大規模なものとなっている。価格帯はかなり高額なため個人宅では購入が難しいものの、ホコリの入らない構造や、鍵盤の非接触式発音機構(故障しにくく耐久性が高い)、そしてストップ数の多さや、修理部品の保存期間の長さ、音色に対する研究の深さが根強い支持を得ており、多くの教会や施設に搬入されている。各ストップは詳細に整音が可能であるが、メーカー技術者が出張にて端末から行うため、自分で調整することはできない。パイプ・オルガンの設置されていないホールにおけるオケとの共演などでも、アーレンを持ち込んだ本格的な演奏が世界的指揮者と共に行われた実績が多く、それは業界での信頼に裏打ちされている。尚、本物のパイプ群を増設することも可能。日本での設置例は少ないが、欧米では年々増加している。
アールボーン
アールボーン現地サイト
アールボーン現地サイト(別種)
アールボーン日本総代理店(日本オルガン)
:*Studiumシリーズ
:*http://www.ahlborn-orgeln.de/2006/index02.html
Praeludiumシリーズ
:*Hymnusシリーズ
:*Organumシリーズオルガニストを目指して専門的に学ぶ人たちにとって世界的に支持の高いメーカーで、指導者から勧められることも多い。その理由の中でも、バロック様式のストップの再現性に特別の熱意が掲げられていることと、楽器としての性能・設計の高さが挙げられる。オルガンを専門的に学ぶには、バロック時代のレパートリーとの付き合いは切っても切れないものであり、それらの時代の作品を本格的なバロック趣向の音色で練習したいという願いを満たすことをメーカーは切に願って設計している。ただ、音色の趣向とストップ構成の傾向のせいで、これまではバロック時代やドイツもの以外の作品の演奏には不向きという大きな欠点があったものの、最近の機種においてはそれを大きく打開し、差し替え用ストップを多数持つことで、演奏・練習する作品の時代性に合わせてストップの音色を個別に変更できるという特長を得ており、広い時代のレパートリーにも対応できるようになった。更に、何より特筆すべき機能として、打鍵ニュアンスに反応して本物のパイプ・オルガンのように発音が微妙に変化する(やり過ぎない微妙な程度)仕様は、長年の専門家たちが電子オルガンに望んできた最上の機能であり、現在世界で販売されている電子オルガンの中で唯一の機能である。また、タッチによってどの程度発音が影響を受けるかストップごとの設定が可能であり、また、ストップごとの音量にはじまって、鳴り出し、鳴り止み、微妙な調律誤差、スケーリング、音の明るさなどの整音が自分ででき(座ったままでリモコンから)、その設定をフロッピーに保存もでき、初期設定に戻すことも簡単にできる。また、特にフランスものを弾く際に必ず問題となる手鍵盤の配置の違いについては、操作によって発音する段を入れ替え、フランス式などに変更することも可能という融通の広さを持つ。また、実際のパイプ・オルガンの演奏台では、足ピストンの仕様が、次のコンビネーションへと進む「シーケンス式」と、配置による「多重記憶式」とがあるが、その切り替えが奏者の手で簡単にでき、本番前に演奏予定先のオルガンを具体的にシミュレーションしながら練習を積むことが可能である。その他、数多くの古典調律への切り換えもでき、クレッシェンド・ペダルやテュッテイ・ピストンの奏者によるプリセットも可能で、演奏の可能性は限りなく大きい。また、実際の教会における使用にも充分な効果を発揮し、多チャンネルのスピーカー環境を構築すれば、左右だけでなく、上下方向、前後方向にも音源が散らばった立体的なパイプ配置が実感でき、しかもパイプの立体的な配列デザインをストップごとに設定することまででき、機能の限りと音質を求めている支持の高いメーカーとして、教会をはじめとして個人宅などにも多数納入されている。尚、本物のパイプ群をオプションで連動させることもできる。
ヴァイカウント
ヴァイカウント現地サイト
ヴァイカウント日本総代理店(ヤマハ)
:*http://www.yamaha.co.jp/product/viscount/product/index01.html
プレスティッジ・シリーズ
:*http://www.yamaha.co.jp/product/viscount/product/index02.html
カンティクス・シリーズ
:*http://www.yamaha.co.jp/product/viscount/product/index03.html
コンチェルト・シリーズ
:*http://www.yamaha.co.jp/product/viscount/product/index04.html
ジュビレイト・シリーズ
:*http://www.yamaha.co.jp/product/viscount/product/index05.html
ジュビレウム・シリーズ
最近では、ヤマハが日本総代理店となったこともあり、そして以前よりリーズナブルな価格が魅力となり、業界では、音質よりもストップ数や多機能な面を重視する層から広く人気が高く、定評がある。家庭用には特にhttp://www.yamaha.co.jp/product/viscount/product/index04.html
ジュビレイト・シリーズが多く納入されているのを見かけることができる。多い手鍵盤や、多いピストン操作に慣れたいという場合には、本来ならかなりの価格の楽器を覚悟しなくてはならないが、他社製品と比べてずっとコストが抑えられている。小規模施設やちょっとしたオルガン教室にもhttp://www.yamaha.co.jp/product/viscount/product/index04.html
ジュビレイト・シリーズが使用されることも多い。ただ、残念ながらhttp://www.yamaha.co.jp/product/viscount/product/index04.html
ジュビレイト・シリーズの音源はひと昔前の電子オルガンに流行したレベルの音質であり、同じヴァイカウントでも、http://www.yamaha.co.jp/product/viscount/product/index01.html
プレスティッジ・シリーズの方はずっと本格的な臨場感が求められて設計されているため、実際の演奏にも耐え得る音質となっている。両者の音質の違いは随分と大きい。演奏台としての機能はごく一般的なもので、スウェル・ペダルにクレッシェンド・ペダルも併設されており、また時代が国ごとの様式に偏らない普遍的な音色であるため、広く使用が可能である。尚、本物のパイプ群をオプションで連動させることも充分にできる。
エレクトーン
エレクトーン(ヤマハ)
:*http://electone.jp/product/stagea-mini/index.php
STAGEA miniシリーズ
:*http://electone.jp/product/stagea/index.php
STAGEAシリーズ
教育用や、娯楽的意図の強い路線の楽器が主流であり、以前に見られたパイプ・オルガンの代用品としての機種は、現在は見られなくなっており、独自の楽器として進化を続けている。詳しくはエレクトーン|エレクトーン(別ページ)を参照。
コンテント
コンテント現地サイト
:*http://www.content-organs.com/Taal/Eng/Etude/Etude.htm
Etudeシリーズ
:*http://www.content-organs.com/Taal/Eng/D4000/D4000info.htm
D4000シリーズ
:*http://www.content-organs.com/Taal/Eng/D5000/D5000info.htm
D5000シリーズ
:*http://www.content-organs.com/Taal/Eng/D6000/D6800.htm
D6000シリーズ
:*http://www.content-organs.com/Taal/Eng/Pastorale/Pas_FO.htm
Pastraleシリーズ
ストップ数や機能の割に価格が安く抑えられており、そして低コストの電子オルガンの中では、他社に比べ割に新しい音源を使用しているせいで音質がリアルで、業界では評価が高い。設定が変更できるものの、デフォルトの状態では、足鍵盤の反応の遅い実際の欧州に見られるオルガンをモデルに設計してあり、初心者にはそのままでは扱いづらいが、実際の欧州におけるオルガンを本格的に目指した高い指針が根底に設計されている。まだ日本では一般に触れる機会の少ないメーカーであるものの、低価格性と音質とを兼ね備えたメーカーとして現地では広く知られており、家庭用から施設まで広い納入実績がある。尚、本物のパイプ群をオプションで設置できるが、イミテーションのパイプであるため、風も音も発生しない。
ドリマトーン
ドリマトーン(カワイ)国内メーカーによる電子オルガンとして、#エレクトーン|エレクトーン(ヤマハ)を意識している機種。教育用や、娯楽的意図が強く、パイプ・オルガンの代用品として使用されることを目的としてはおらず、独自の楽器として進化を続けている。
ハモンドオルガン|ハモンド・オルガン
ハモンド・オルガン現地サイト
ハモンド・オルガン日本総代理店(ハモンド・スズキ)
:*New B-3
:*XK-1,XK-3
:*XT-100,XH-200
:*XE-1
:*HEK-1,HEK-2当初はパイプ・オルガンの代用品として世に現れ、世界中で礼拝などに活躍した楽器であったが、その特徴的な音色が愛され、よりパイプ・オルガンに迫った音源が現れるようになっても、従来のハモンド・トーンは世界からニーズが尽きることはなく、今でもその独特の音を受け継いで製造され続けている。今では、パイプ・オルガンの代用品として使用されるというよりは、独自の楽器として使用されており、特にクラシック音楽以外で活躍している楽器である。詳しくはハモンドオルガン|ハモンド・オルガンを参照。
ベネディクト
ベネディクト日本総代理店(日本オルガン)ディジタル音源の素晴らしさは電子オルガンに多大なる恩恵を与えたが、音質の随分と良質になってきた現代の電子オルガンにとって、本物のパイプ・オルガンこそにある各ストップの個性的で表情豊かな味わいや、調律・整音の不正確さから発生する質感などが非常に薄れたことは、業界全体において旧来から指摘されてきたことであり、それに対応すべく、打鍵に対する発音のタイミングや調律をストップごとに不正確に設定できる機能が現代の電子オルガンにおいては一般的なものとなっている。このベネディクト社では、それよりももっと異なったアプローチによって、アナログな味わいを生み出す新しい効果を実現している珍しいメーカーである。低コストには程遠い最高級のアンプとスピーカーを搭載しており、音の臨場感は非常に高いものが求められている。音色はまさにバロック様式であり、楽器としてロマン派以降の演奏には全くもって向かないものの、バロックだけでも充分な価値の高さを有している。例えば、低いゲダクト(木製閉管)においては、そこから生まれる低い風の音や高音の雑音には他製品で聴かれないリアリティが求められており、また古めかしいリード管は憂いを含んだ響きを求めており、バロック音楽におけるソロ使用では従来の電子オルガンには求められなかった深い雰囲気づくりに成功している。足鍵盤における低音では、低くなればなるほど基音がよく認識され得ないような微妙な現象も、本物のパイプ・オルガンどおりに再現されている。コストが高いため、現代の電子オルガンに標準装備されているような付加機能は最初から付いていないが、木製手鍵盤が標準であり、楽器として必要な要素から優先的に妥協なく求めて設計されている。多少割高であるが、音質は評価が高く特徴的である。バロック向きの優秀な楽器としてアールボーンと並んで評されてきた。ベネディクトオルガンは2005年以降、生産が中断されている。
ホフリヒター
ホフリヒター現地サイト
ホフリヒター日本総代理店(日本オルガン)
:*http://www.hoffrichter-kirchenorgel.de/de/Mobile_Loesungen/Keyboards/Keyboards_Serie.htm
Standard Keyboards(SK)シリーズ
:*http://www.hoffrichter-kirchenorgel.de/de/Mobile_Loesungen/TEXT_Mobil.htm
Block Organ(B)シリーズ
:*http://www.hoffrichter-kirchenorgel.de/de/Digitalorgeln/Capella/Capella_112.htm
Capella(C)シリーズ
:*http://www.hoffrichter-kirchenorgel.de/de/Digitalorgeln/Lukas/Lukas_Serie.htm
Lukas(L)シリーズまだ日本に入ってきて間もないメーカーであるが、低価格の機種の中では、その姿からは想像もつかないリアルな音質が評判を生み出している。ブロック・オルガンのシリーズでは、オルガニストが演奏ツアーなどで持ち運びできることも念頭に入れて設計されており、簡単に分解して一般的な乗用車に載せられる仕様になっている。また、比較的スペースの限られた日本家屋においては、ブロック・オルガンのシリーズなら、ストップ数の割に、これまでにない省スペースを実現しており、個人宅への納入が非常に多く教会でもかなり設置されている。また、他に類のない低価格ながら、各ストップには2種類の音源が用意されているという充分な設計で、バロック系とロマン派(フランス)系とで切り換えできるため、非常に広い作品に適している。低価格で人気の高いブロック・オルガンのシリーズでは、3段手鍵盤の機種もあり、予算的に他社製品では3段鍵盤が無理な場合であっても、このシリーズであれば3段手鍵盤が叶う価格設定がされている。価格と外観の割に、音質には高いこだわりを求めたメーカーで、低価格性と音質とを兼ね備えたものとしては評価は高い。コスト・ダウンも兼ねてアンプとスピーカーは内蔵していないため別途接続する必要がある。一般的な家庭用のオーディオを使うことでそれは一応満たされる。但し、その音質は、使用するアンプやスピーカーに依存するため、環境によっては悪くなることもあるが、充分な環境で増幅した際には、演奏に充分な高音質を得ることができる。代理店では外部アンプスピーカー数種(個人宅用からホール用まで)を自社製作しておりその音質は非常に評価が高い。人気の高いブロック・オルガンのシリーズは、趣味の層や学生などに人気が非常に高く、個人宅や出前演奏に使用されることが多い。本物のパイプ群をオプションで付けられる仕様はない。
ミュージック・アトリエ
ミュージック・アトリエ(ローランド)国内メーカーによる電子オルガンとして、#エレクトーン|エレクトーン(ヤマハ)を意識している機種。教育用や、娯楽的意図が強く、パイプ・オルガンの代用品として使用されることを目的としてはおらず、独自の楽器として進化を続けている。
ロジャース
ロジャース現地サイト
ロジャース日本総代理店(ローランド)
:*http://www.roland.co.jp/rodgers/p_insignia.html
インシグニア・シリーズ
:*http://www.roland.co.jp/rodgers/p_trillium.html
トリリウム・シリーズ本物のパイプ群をオプションで連動させることができる点が他社よりも融通が効き、その配置のデザインはかなり自由にオーダーできるため、日本国内においては何より結婚式場への納入が圧倒的に多い。結婚式場では、本格的なオルガン演奏というよりも、本物のパイプ・オルガンが設置されていることが視覚的に確認できることの方がより優先されるため、コストの非常に高いパイプ・オルガンを設置するよりは、高額な電子オルガンを設置する方が安上がりになるという理由で導入されるケースが多い。非常に高額なパイプ・オルガンを結婚式場に納入するとしても、現実的に一般的な予算内であれば、そのストップ数はごく少ない楽器しか求められず、それでは結婚式での雰囲気づくりに充分な効果をもたらしにくくなるため、電子オルガンで代用するとコスト的にずっとストップ数の多いものが手に入りやすく、そこに本物のパイプ群が連動させられるというロジャースの魅力は他社の電子オルガンに比べて大きな強みとなる。実際の連動パイプを様々な配列で設置させる他に、音の鳴らないイミテーションの安価なパイプ群も設置可能であるため、実際には、ロジャースのパイプが全て本物だとは限らない。視覚的なパイプの量を割り増しするために、本物のパイプ群にイミテーションのパイプ群を追加して、大きな視覚的な効果を狙うこともできる。電子オルガンとしての音質の評価も非常に高いが、価格が非常に高額であり、個人宅や小規模施設ではとても手が届かない価格帯となっている。足ペダルは凹凸のあるゴムが敷いてあり、重くゆっくり動く仕様で、かなり理想的なつくりである。また、従来よりトリリウム・シリーズでは「ボイス・パレット」と称して、ストップの音を切り換えることができる機能が付いていたが、2005年からは、オプションによってボイス・パレットの音色を膨大な種類の中から自由にカスタマイズできるように進化した。その他、オーダー時に、ドイツ・バロック/フレンチ・ロマンティック/アメリカン・クラシック/イングリッシュ・ロマンティックの4様式のどれかで楽器全体のストップ志向をオーダーできるようにもなった。ドロー・ノブから、演奏台のデザイン・材質など細部にわたってのオーダーもオプションに加わり、素晴らしく可能性が広がったメーカーである。
ヨハネス
ヨハネス現地サイト
:*http://www.johannus.com/wm.cgi?type=content&lng=USA&id=341&main=44
Opusシリーズ2006年
:*http://www.johannus.com/wm.cgi?type=content&lng=USA&id=342&main=44
Sweelinkシリーズ2006年
:*http://www.johannus.com/wm.cgi?type=content&lng=USA&id=343&main=44
Rembrandtシリーズ2006年
:*http://www.johannus.com/wm.cgi?type=content&lng=USA&id=131&main=44
American Classicシリーズ
:*http://www.johannus.com/wm.cgi?type=content&lng=USA&id=132&main=44
Monarkeシリーズ
:*http://www.johannus.com/wm.cgi?type=content&lng=USA&id=133&main=44
Makin English Cathedral-Westmorlandシリーズ
:*http://www.johannus.com/wm.cgi?lng=USA&main=&id=191&flash=
Makin English Cathedral-Chamber Organシリーズ
:*http://www.johannus.com/wm.cgi?type=content&lng=USA&id=361&main=44
WM-44
以前は標準的な仕様のオルガンを創っていたメーカーであったが、最近ではシリーズも多くなり、多角的なニーズに応じることのできるメーカーとなった。輸入販売を河合楽器製作所が行っている。
電子オルガンのストップ単位におけるコスト表(参考資料)
以下の表は、現在の電子オルガンにおける一般的機能と技術、そしてその一般的コストを概観するための参考資料として掲載する。内容は、2006年7月現在の最新情報により、詳細は各メーカーHPに譲り、内容の信頼性は各メーカーHPのものを優先することとする。但し、各メーカーHPにおいても重大な誤記等が一部確認されている。
参考文献
*各社製品カタログcomment(" >0) trackback(" >9)
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◆電子オルガンについてピックアップ アーレン・オルガン(輸入販売パックス・アーレン) ホフリヒター(輸入販売日本オルガン) 販売終了した国産電子オルガン テクニトーン(Technics|Technics / 松下電器産業) ビクトロン(日本ビクター)現代の電子オルガンに見られる機能・仕様 音響・残響 マスター・ボリューム調節 ヘッド・ホン 外部スピーカー 再生・録音機能(シーケンサー)... |



